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≪ビタミン様物質≫

ビタミンではないのに、ビタミンと呼ばれているもの。
しかし、これらの物質が不足した時に、人において欠乏症が現れるかどうか
わかっておらず、これらの物質をビタミンと呼ぶのは適当ではなく、一般的に
「ビタミン様物質」と呼ぶ。


☐■ ビタミン様物質とその働き ■☐

【ビタミン様物質】 〔注:ビタミンではありません〕

≪ビタミンF≫〔PUFA 〕
必須脂肪酸をビタミンFと呼んでいた。現在では、多価不飽和脂肪酸(PUFA)と
呼ばれるようになった。

≪ユビキノン≫ 〔補酵素Q 〕
細胞内ミトコンドリアの電子伝達系に関係している。

≪リポ酸 ≫
ピルビン酸やα-ケトグルタール酸の酸化的脱炭酸反応でアセチルCoAや
サクシニルCoAが生じる時に関係する。

≪オロット酸≫ 〔ビタミンB13 〕
UDP、UTP、ATP、GTPの中間体。

≪パンガミン酸≫〔ビタミンB15 〕
パンガミン酸は肝疾患や心疾患の治療に有効とされている。

≪カルニチン≫ 〔ビタミンBt〕
脂肪酸代謝に関係している。

≪コリン≫
ホスファチヂルコリンのようなリン脂質の構成成分の他、アセチルコリン
として神経伝達にも関係している。

≪イノシトール≫
コリンと同様リン脂質の構成成分。

≪p-アミノ安息香酸≫ 〔PABP・ビタミンBX 〕
以前はリケッチャ病の治療に用いられていたが、抗生物質の出現により
現在ではほとんど用いられていない。

≪バイオフラボノイド≫ 〔メチルヘスペリジン・ ルチン〕
高血圧患者の毛細血管脆弱性を予防するといわれている。
ビタミンPと記載されていることもある。

≪ビタミンU≫
新鮮なキャベツの中の抗消化性潰瘍因子として発見された。
胃潰瘍や十二指腸潰瘍の治療や予防に用いられている。
ビタミンUのUは潰瘍ulcerを意味する。

栄養博士

≪水溶性ビタミン≫

ナイアシン〔別名:ニコチン酸〕
【主な働き】
ニコチン酸とニコチン酸アミドの総称で、ビタミンB3 ともいう。
熱に弱く、糖質・脂質・タンパク質の代謝に不可欠である。
循環系、消化系、神経系の働きを促進するなどの働きがある。
【多く含まれる食品 】
カツオ、さば、ぶり、いわし、レバー、鶏ささみ、まぐろ、たらこ、豆類 etc..

生体内においてトリプトファンから生合成される。ヒトの場合、さらに腸内常在細菌が
トリプトファンからのナイアシン合成を行っている。
このため、通常の食生活を送る上では欠乏症に陥ることは多くない。

葉酸 〔別名:プテロイルグルタミン酸〕
緑葉野菜・酵母・肝臓などに多く含まれる。
最初にホウレンソウの葉から抽出されたのでこの名がある。ビタミンM
【主な働き】
蛋白質の代謝やDNAの合成・細胞分化に作用する
また、葉酸は細胞が新生するところで遺伝子や核酸の合成に働いています。
細胞の分裂や成長に不可欠で、細胞の生まれ変わりが激しい消化器系の粘膜では特に必要。
【多く含まれる食品 】
レバー・卵・牛乳・ホウレン草・菜の花・ブロッコリー・枝豆 etc..

パントテン酸〔別名:ビタミンB5 〕
【主な働き】
動植物の組織中に微量ながら広く分布し、脂肪酸の酸化・合成、ピルビン酸の酸化
などに必要な補酵素の成分となる。
細胞内で糖質が燃焼してエネルギーになる際、まず最初に起こる化学反応に必要な
酵素を補うコエンチームAと言う補酵素の構成成分。
【多く含まれる食品 】
鶏・豚・牛・レバー、納豆、ササミ、たらこ、うなぎ、サツマイモ、いくら etc..

ビオチン〔別名:ビタミンH〕
【主な働き】
糖質のリサイクルや、脂肪酸の合成、アミノ酸の代謝に関るカルボキシラーゼ
という酵素(脱炭酸酵素)を補う補酵素として働きます。
【多く含まれる食品 】
豚・牛・レバー、玄米、大豆、カリフラワー、落花生、卵黄、牛乳、etc..

水溶性ビタミン食品 その2


どっちに行こうかなぁ〜